2014.11.12 ☆玲子のアイショット☆~木造住宅の耐震性~

木造、鉄筋コンクリート、鉄骨、皆さんはどんな家にお住まいですか?

秋晴れの爽やかな陽気の日に、木造住宅の建設現場を取材させて頂きました。

 

現場は足場が組まれ、大工さん達が黙々と作業をされていました。

高い足場の上をスタスタと歩く姿がかっこいいですね。

たくさんの材木が並んでおり、木の香りが充満していて癒されましたね。

今回は、大工の高橋さんに案内していただきました。

 

まず、土台となる基礎部分。このような感じになっていましたよ。

 

家が完成すると見えなくなってしまう部分なので、今まで見たことがありませんでした。

黒い部材は床束(ゆかづか)。

建物の床を支えるための垂直材です。

以前は木材が一般的でしたが、現在は耐久性があって高さの調整が簡単にできる、合成樹脂製の“プラ束”や鋼製の“鋼製束”が多く使われているようです。

写真はプラ束です。

 

こちらの金物はホールダウン金物。

この金物は、地震時や台風時に柱が土台や梁から抜けるのを防ぐために必要不可欠な金物で、柱と基礎を固定するための大切な部材です。

柱が浮き上がるのを防止するための耐震金物ですね。

その隣にはアンカーボルト。

アンカーボルトは基礎の上に乗る土台の木材と基礎を固定するための金物です。

天井にもホールダウン金物を発見!

 

これは1階と2階を固定するための役割をしています。

斜めの金物は火打ち金物です。

 

水平面で直行する構造部材の接合部が揺れなどで歪まないようにしっかりと固定するための部材です。

現在の木造建築は、このような耐震金物を使用することにより、耐震性がかなりアップしているんですね。

大工さん達は、より良い素敵な家を造るため、汗を流しながら丁寧な作業を行っていました。

 

木材をカットしていくのも腕の見せ所ですよね。

 

かっこいい!

今の時代は、大部分の木材が工場で寸法とおりにカットされて搬入されます(プレカット)。

現場では組立てるのがメイン作業です。

効率が良いのですが、熟練の技がなくてもできる時代になっているのが現状だそうです。

腕の違いを見せられないのが、少し寂しそうでしたね。

 

今回の一軒家は4人の大工さんがチームを組んで、造っていました。

意外と少ないんですね。

規模にもよりますが、数ヶ月間同じ人と同じ現場で毎日働き、終わったらそれぞれ次の現場へ向かうそうです。

同じメンバーで同じ建物を造ることはないのですね。

 

お二人、実は親子!

同じ現場で、仲良く作業されていましたよ。

素敵な笑顔ですね。

 

家が完成した時に、皆さんの笑顔や愛情までもが伝わる気がした現場でした。

柳野玲子

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