2015.2.11 ☆玲子のアイショット☆~型枠支保工~

建設物ができるまでには様々な過程があります。

鉄筋コンクリート造の建設物が、ど のようにして造られているのでしょうか?

今回は、重要な過程でもある型枠支保工をご紹介します。

型枠とはコンクリートを流し込む枠の事。

そして型枠支保工とは、型枠を支持する為のものです。

打ち込まれたコンクリートからの圧力を、堰板(せきいた)とサポート一本一本が支えます。

そしてコンクリートが固まっていきます。

コンクリートの重量を支えるサポートが、スラブの重量をしっかり支えます。

このサポート一本で1~2トンの荷重を支えるそうですよ。

すごいですね!

 

大工さんに型枠支保工の組立手順などを説明して頂きました。

支保工を組み立てるには、釘・番線・ホームタイ・セパレーター・端太角・サン木・パイプ・サポートなどの様々な資材が必要です。

梁の堰板(ベニア板)がはらまないように側面にはサン木とパイプが取り付けられています。

鉄筋の荷重や打設作業時の荷重等を考慮し計算して、支保工は計画されます。

少しでも間違えてしまうと、支保工は崩壊してしまいます。

コンクリートの比重は約2.4.

もし崩壊してしまうと、大きな事故に繋がってしまいます。

計画段階が重要になるんですね。

梁の堰板を解体すると、きれいなコンクリートの表面が見えてきます。

こうして、コンクリート造の建物が出来上がっていくのですね。

こちらは住宅のガレ-ジ部分。

鉄筋コンクリート造のガレージの上に木造住宅が建つそうです。

コンクリートは様々な建設物に使用されています。

鉄筋コンクリート造はもちろん、鉄骨造の基礎やスラブ、木造の基礎など。

建物はもちろんですが、高速道路やダム・堤防・防波堤などの土木建設物もコンクリートが無くてはありえません。

私達の暮らしを守っている強いコンクリート。

 

コンクリートは固まるまでは液状です。

強いコンクリートが出来上がるまで、熱い想いで支えている支保工。

型枠大工さんの安全や品質に対する熱い想いが、コンクリートを支えているんですね。

その想いの強さとコンクリートの強さは比例しているように感じました。

 

なかなか見ることのできない過程。

皆さんも、コンクリートを見る目が変わると思いますよ。

柳野玲子

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