2015.4.11 ☆玲子のアイショット☆~札幌テレビ塔~

今回ご紹介するのは札幌テレビ塔。
年間30万人以上が訪れている札幌のシンボルです。

1957年、札幌のテレビ放送を機に電波塔として建てられました。高さ147.2メートル。設計者は様々な電波塔や観光塔を手がけ、『塔博士』としても有名な内藤多仲です。

内藤多仲が設計したタワー6兄弟。覚えていますか?これまでアイショットで紹介した通天閣が次男、東京タワーは五男でした。そして、札幌テレビ塔はタワー6兄弟の4男です。内藤多仲と共に各地を渡り歩き、建設に携わった建設マンもいたかもしれませんね。

地上65メートルの四面には、「時計を付ければ必ず見てくれる。」という発案のもと、電光時計が取り付けられました。現在は発光ダイオード製です。

札幌テレビ塔の足元はこんな感じになっていました。鉄骨の重量は約1000トンあるそうです。想像できないですね。全体に比べ、意外とトラス部材が細いことに驚きました。

近づいて見てみると一本一本の鉄骨が組合されて足元はしっかりとしていました。テレビ塔にかかる力は、自重はもちろん風圧や地震などの水平力などもあります。その力を負担しているのが鉄骨トラス。一本一本の鉄骨を設計図通りに組み立てていきます。トラスは接合部の溶接が命なのだそう。確かに、いくら強い部材でも接合部が弱ければ崩壊してしまいますよね。

テレビ塔が受ける様々な荷重は、この柱脚が基礎に伝えます。地中に埋まっているので見えないところではありますが、巨大な基礎や杭が埋まっていることでしょう。60年近くたってもしっかりとした姿を見せています。当時の建設マンの技術力の素晴らしさを感じますね。

地上90メートルには展望台があります。夜景が素敵ですね。大通公園や遠くの日本海、雄大な石狩平野、札幌市内を360度眺めることができます。

ライトアップされた札幌タワー、華やかですね。美しいLEDを取り付けた建設マン。めくるめく色が変わり、札幌の夜景を彩っていました。

杭や基礎を造った建設マン。

鉄骨を制作した建設マン。

照明や時計を取り付けた建設マン。

鉄骨を塗装した建設マン。

展望台を造り、エレベーターを設置した建設マン。

長年メンテナンスをしてきた建設マン。

多くの建設マンがいてこそ、現在でも立派にそびえ立っています。しかし、老朽化が進み、現在の耐震基準を考慮して、早ければ2016年度には耐震化を計画しているそうです。札幌のシンボルがまた進化しようとしていますね。楽しみです。関わる建設マンの皆さん、頑張ってください!

皆さんもぜひ訪れてみてくださいね。

柳野玲子

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