2015.7.5 ☆玲子のアイショット☆~別府タワー~

アイショットでも度々登場しているタワー6兄弟。今回は、三男の別府タワーをご紹介しましょう。“耐震構造の父”、“塔博士”とも呼ばれている内藤多仲が設計したタワーです。

 

6兄弟とは、名古屋テレビ塔(長男)、通天閣(次男)、別府テレビ塔(三男)、さっぽろテレビ塔(四男)、東京タワー(五男)、博多タワー(六男)。

 

 

 

別府温泉観光産業大博覧会の目玉施設として建設された別府タワー。1957年に観光センターテレビ塔として完成しました。当初はテレビ塔として利用される予定でしたが、その役割は果たせませんでした。しかし、1960年には年間100万人に及ぶ観光客でにぎわい、別府観光のシンボルとなりました。

 

 

この塔は、鉄骨鉄筋コンクリートの建物の上にあります。建物の上にタワー。珍しいですね。

 どのようにして建設されたのでしょうか。

 

 

タワー部分はクレーンを使っての作業でしょう。60年前はクレーンの性能も今ほど高機能ではなかったので、建設マンの皆さんも苦労したのではないでしょうか。

 

 

タワーの完成時の高さは100mでしたが、のちにアンテナなどを取り外し、現在では90mとなっています。

 

 

高さ55mの位置にある展望台。別府市街や別府湾が一望できました。

 

 

展望フロアには、建設当時の写真展もありました。建設中の様子などがここで確認することができましたよ。

 

 

鉄骨を建て、足場を組み、型枠を組み、コンクリートを打設する、多くの建設マンがこの工事に携わったことでしょう。時代を越えて、郷土のシンボルとなっている建設物に携わった建設マンの皆さんは誇らしげでした。


 

 

レストランも併設されており、景色を眺めながら食事を楽しむこともできます。また、六月中旬~九月中旬には夜景を楽しめるビアホールも登場するそうです。これからの季節にぴったりですね。

 

 

建設から50年を経た別府タワーは、2007年に国の「登録有形文化財」に指定されました。 約60年前に建てられたタワーが、今もしっかりと建っています。当時の建設マンの仕事の技術力を感じますね。

 

 

 

これからも泉都のランドマークとして人々に愛され、時代を見続けて行くことでしょう。入場料は、大人200円とお手頃価格です。ぜひ大分に行かれた際にはお立ち寄りくださいね。

 柳野玲子

 

1 3