2015.10.26 ☆玲子のアイショット☆~福岡タワーPart2~

 日本で一番高い海浜タワー、福岡タワー。

Part2では、前回のアイショットでご紹介しきれなかった構造や魅力をさらにお届けしていきます。

 

 

234mもの高さを誇る、スリムなタワー。

風圧や地震により傾いたり倒れたりすることがないのは、なぜでしょうか。

それは、地中に構築された基礎と杭があるからです。

杭は、岩盤まで数十メーターも打設しているそうですよ。地中で見えないからといって、一切手は抜けません。このあたりは埋立地の為、地盤は経年沈下します。しかしタワーは杭が岩盤にしっかり届いている為、沈下しないという仕組みなのですね。基礎はタワーが倒れない為の重しの役割もあり、しっかりとバランスを保つための重要な部分でもあります。

 

 

 

基礎や杭の大切さを知っているからこそ、丁寧な作業が必須です。華やかな外観の裏では、見られることの無い基礎や杭が支えとなっているのですね。鉄筋工・型枠大工・土工・鍛治工・左官工・設備工・・・多くの建設マンとけんせつ小町の技術が集結しています。

 

 

福岡タワーには、8000枚ものハーフミラーガラスを使用していることをご紹介しましたが、なぜガラスは割れないのでしょうか。

高さ234mもあるタワー。1000分の1傾いても、約25センチ水平にたわんでしまいます。地震や台風時にはもっと揺れることでしょう。ガラスが割れない理由、それはカーテンウォールの技術を利用しているからです。

 

 

カーテンのようにガラスサッシが鉄骨にぶら下がっているので、たとえ鉄骨が傾いてもガラスサッシは揺れるだけ、という仕組みです。

雨や風を防ぎつつ揺れるカーテンウォール。鉄骨とサッシは、ファスナー金物で繋がっています。外壁としてバラバラにならない様に固定される部分。そして、カーテンのように揺れるように動く部分。サッシ工や鍛冶工がファスナー金物の仕組みをしっかり理解して取り付けているのですね。

 

 

8000枚ものガラスにつき数個のファスナー金物が取り付けられていますが、その金物の数は数万個に及ぶことでしょう。

その11つが全て、建設マン・けんせつ小町の手作業で取り付けられています。

一か所でもミスをすれば、そのガラスは割れてしまいます。

考えるだけで気が遠くなってしまいますが、技術力と気力が必要ですね。

 

 

 

頂部のアンテナ部分の高さは84m。テレビ放送やFM放送など、音声・画像・データ通信といった各種の情報拠点としても活躍しています。その他、パラボラや消防カメラ等も設置されています。

高所での取り付け作業は危険な作業でしょう。墜落・飛来落下の事故は絶対に起こしてはいけません。緊張の中、慎重な作業に集中力が欠かせなかったと思います。

 

 

 

ちなみに、タワーの正面から見える三角の部分は、福岡市のマークをイメージして作られているそうですよ。そのイメージを形にしていくのも、建設マン・けんせつ小町の皆さんです。デザイン性と機能性を兼ね備えたスタイリッシュな福岡タワーの裏には、建設マン・けんせつ小町の皆さんの力をたくさん感じることができました。

 

 

日本一を誇る海浜タワーの周囲には、広々した公園もあります。

天気の良い日は、展望室からの眺めを楽しみつつ公園を散歩すると、気持ちが良さそうですね。

 

 

 

皆さんもぜひ足を運んで、実際に見てみてくださいね。

 

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柳野玲子

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