2014.11.23 ☆玲子のアイショット☆~大倉山シャンツェ~

北海道の大倉山シャンツェ。

1972(昭和47)年に開催された冬季オリンピック札幌大会でジャンプ競技場になったことで知られていますよね。

今回は、世界のアスリートが集い、数々のドラマが誕生したジャンプ場をご紹介します。

 

正式名称は「札幌市大倉山ジャンプ競技場」

名前の由来は、1931年に昭和天皇の弟宮である秩父宮雍仁親王の口添えで大倉喜七郎男爵が私財を投じて建設され、その功績を称えて“大倉シャンツェ”となりました。シャンツェとは、ドイツ語で“ジャンプ台”の意味です。その後、札幌オリンピックが決定して、人名に“山”が加えられ“大倉山シャンツェ”となりました。

 ちょうど紅葉の季節、ジャンプ場の周りの木々は色づいていました。

 

このジャンプ場は1940年に東京オリンピックとともに開催される予定だった札幌オリンピックにおいて、ジャンプの会場として使用される予定でした。しかし日中戦争の激化を受け、使用されずに終わっています。その当時は建設機械も少ない中、山を切り開いて造るのに苦労した事でしょうね。すごい急斜面です。

 

1972年の札幌オリンピック開催が決定し、1970年から大改修が行われました。1982年にはリフトが設置。1996年には夏にも使用できるようサマーヒル化され、リフトの延長、ナイト照明も設置されました。度重なる改修では、多くの建設マンが活躍しました。現在では近代的設備が整い、国際的な大会が数多く開催されています。

ジャンプ大会の日以外であれば、リフトを使って展望ラウンジや屋上展望台に行くことができます。ということで、私も行ってみました。

 

標高300mの展望台からは札幌市内や石狩平野、石狩湾が一望できます。

 

ジャンプ台のスタートラインを目の前に見れるというのも、この展望台の魅力!

足がすくんでしまいます。

 

しばらくすると、ちょうどジャンプの練習されている方が!

未来のオリンピック選手がいるかもしれませんね。

その様子を見ることができました。

 

札幌市民にとって、ウインタースポーツの大会といえばジャンプという位に馴染みのある競技です。近年では船木和喜選手や葛西紀明選手・原田雅彦選手などの北海道出身選手が大倉山で活躍し、今でも語り継がれています。W杯などの大会も風物詩となっています。

 真夏や夜間にジャンプの練習ができるようになった事で、素晴らしい選手の皆さんが誕生しました。改修工事により設備や練習環境を少しずつ整えていった建設マンの支えがあったからですね。

 

運が良ければリフトに乗りながら、真横を飛ぶジャンパーを見ることもできます。

 

飛ぶ瞬間の音まで聞こえてきて、迫力がありますよ!

 

敷地内にはスキーの歴史や資料、用具などの展示、体験コーナーがあるウィンタースポーツミュージアムがあり、シャンツェや市街を見ながら食事ができるレストラン、お土産屋さんも併設されています。

皆さんもぜひ訪れてみてください!

 

柳野玲子

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