2012.3.1 消えた建設マン&ウーマン

まもなく東日本大震災から1年が経ちますが、
本格的な復興活動は未だこれからです。
そんな状況下でも、既に職人不足・現場監督不足が叫ばれています。

建設業界の就業人口は、平成9年がピ-クで685万人でした。
それが平成22年には498万人です。
この12~13年で187万人の建設マン&ウーマンが消えたのです。
率にすると72.7%になりました。
全就業者数に占める比率は、10.4%から8%となりました。

この数字を皆さんはどう思いますか?

中でも深刻な問題は、減っているのは若者が大半を占めている事です。
30歳未満の比率をみると、平成9年には22%でしたが
平成22年には11.7%です。
150.7万人が58.3万人となった計算です。
38.7%となっており、92.4万人が減っています。
減少した建設マン&ウーマン187万人の内、
約半数が30歳未満なのです。

一方、50歳以上は平成9年には35.5%、
平成22年には、43.5%です。
243.2万人が216.6万人と減ってはいますが、
高齢者の比率が増加しています。

被災地は都市機能が壊滅的に破壊されています。
道路・鉄道・港湾施設・防災施設・商店・住宅の建設。
安全な高台を確保するための造成。
造成した土地へのインフラ供給等々。
建設マン&ウーマンが必要とされてる仕事が
膨大にあります。
ようやくガレキが片付き、街の端々まで見渡せる状況です。
現地に立ち、やらなければいけない仕事を想像しただけで
押し潰されそうな気持になります。
予算があっても、建設マン&ウーマンがいなければ
何もできません。

建設資材や建設機械は、増産する事で対応は可能でしょう。
しかし、建設マン&ウーマンは簡単には増やせません。
まずは、建設業から離れた人たちを、もう一度戻ってもらう
ように、魅力ある業界にする事です。
30歳未満の離れてしまった建設マン&ウーマン92.4万人の
力が必要なのです。その人たちが戻るような魅力ある建設業界になれば、
更に若い建設マン&ウーマンも増えるでしょう!
そして、一人前の職人さん・現場監督としてを育成する事です。

その為のアイデアを皆さんと共に、発信していきましょう!